肌ダメージのもとになる理由
今や毎日の生活に欠かせないスマホですが、使い方によっては美容を大きく損ねてしまう原因にもなります。
スマホと肌の健康は無関係のように思えますが、実は知らずに使い続けていることで肌ダメージを作り出してしまうことにもなってしまうのです。
まずスマホがないと不安で仕方がない「スマホ依存」の状態であると自覚している人は、アンケート調査によると25~34歳の女性の約7割にも及ぶとされています。
スマホ依存症になると、食事の時もトイレのときも常にスマホを見るようになり、さらに外出時にスマホを持ってきていないことが分かると、遅刻などのリスクがあっても絶対に戻るといった行動をとるようになります。
そしてそうしたスマホ依存を自覚している人と、肌質に悩みを持っている人にはかなり深い相関関係があり、特に肌の乾燥に悩んでいる女性が多いということが分かってきました。
まず、肌質に最も影響を与えるスマホの使用法が「寝る直前までスマホを使う」ということです。
スマートフォンの画面からはブルーライトと言われる特殊な波長の光が発せられていることから、長く見続けることにより脳に強い刺激を与えてしまいます。
眠る前にブルーライトを強く受けると眠りが浅くなってしまうという研究がありますが、その他にもブルーライトは体内の活性酸素の量を増加させて肌の代謝を阻害してしまうことも分かっています。
ブルーライトの照射は、肌に明らかに悪い影響を与えてしまうのです。
使用をする時にはブルーライトカットができるグッズを使用したり、寝る直前はスマホを使用しないなど工夫をしていきましょう。
スマホ依存から脱出するには
スマホの悪い習慣としては、上記で紹介したような「寝る直前まで使用する」「片時も離さずにいるという習慣をやめる」ということがあります。
肌質とは直接関係はないものの、近年問題になっている「歩きスマホ」もスマートフォンに関するよくない習慣の一つです。
歩きスマホよりもさらに悪質なのが「運転中のスマホ」で、本来しっかり安全確認をしなければいけないときにスマホを注視していると、自分の身だけでなく周囲にも大きな危険を与えてしまうことになります。
そもそもなぜスマホ依存になってしまうかというと、LINEやSNSなどの通知が気になって仕方がないためでしょう。
確かに緊急の用事には反応をするべきではありますが、常に緊急の用事ではないのに気にしすぎるのは精神衛生上よろしくありません。
スマホ依存から脱却するためには、まず「一日スマホを触らない日を作る」ようにしてみましょう。
手元にあるとつい目にしてしまうのがスマホなので、わざと置いて出かけるなどしてみると、気持ちを上手く切り離すことができます。
また、スマホの契約を格安SIMに変更してしまうのも一つの手です。
理由としては、キャリア契約よりもデータ通信に制限がかかりやすいことを逆手にとって必要最低限の情報しか収集できないようにするのです。
そうすれば、スマホ依存からも脱却できますし、スマホ代の節約にもなるので一石二鳥ですよね。
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最初は慣れない場合も多いですが、削れるところを削るだけでも案外スマホがなくても生活できるということがわかります。
スマホ以外のことにも目を向けてみるというのも、新しい発見があって楽しいですよ。