片づけてもすぐ散らかる・・・リビングにおける収納のポイントとは?

テーブルの上に置かれた本

リビングの収納のポイント

リビングは、家族が集まってくつろぐ憩いの場です。
しかし利用する人が多いこともあって物が散乱しやすく、特に子育て中の住宅においては子供部屋が兼用されることで、常に散らかっているような空間になってしまいます。

リビングに必ず置かれる家具家電としては、テレビやオーディオセット、ソファやテーブル、クッション、カーペットといったもの。

まずテレビについてですが、大きなテレビはみんなと一緒に見るものですが、反面で画面はホコリを吸引しやすく、室内を汚す原因になってしまいます。
テレビまわりにDVDやBDプレーヤー、ゲーム機が置かれていると、コードやソフトにより室内を乱雑に見せる原因になってしまうので、きちんと収納できるボックスを同時に設置するのがおすすめです。

近年では、それらの製品を収納できる便利なテレビ台や棚が用意されているので、そういった家具を利用するのもいいですね。

この時、収納をする棚はDVDやBDソフト、ゲームソフト、コントローラーやゲームパッドなど、項目別にわけて収納できるようにするのがポイントです。

優秀な収納アイテムとは

リビングでは収納することももちろん大切ですが、同時に住宅内の癒やし空間にするということも大切です。
収納を重視するあまり背の高い収納具を複数設置してしまうと、どうしても室内が狭く感じられてしまい、圧迫感のある空間になってしまいます。

室内を広く見せるためのポイントは「背の低い家具を使う」ということと、「色彩は床に向かうほど濃い色を使う」ということです。
リビングの家具を設置するときには、どういった目的でリビングを使うかということをはっきりさせ、それに適した家具を選ぶようにしていきましょう。

リビングを広く使えるおすすめアイテムとして「ケーブルボックス」があります。
ケーブルボックスは何かと増えがちなリビングの電気コードをまとめて収納できるボックスとなっており、ただまとめるだけよりも、さらに見た目をすっきりとさせることができます。
ボックスに入れたコードはテレビの裏などデッドスペースに収納するようにすると、それだけで室内が広く感じられるようになるでしょう。

子供がいる場合の収納術

子供のいる家庭でおすすめなのがPP(ポリプロピレン)製のボックスです。
プラボックスは現在多くのメーカーから販売されていますが、必要な数だけを購入できることから室内を余計に圧迫することがありません。
おもちゃや着替え、絵本などを項目別に整理して収納するようにすれば、楽しくしつけをしながら遊びをしていくことができます。

また、ボックスの他にも、リビングの一部を収納スペースとして活用するという方法もあります。
写真は、モクハウスというセミオーダーの注文住宅メーカーの実際の施工例です。床下のちょっとしたスペースに子供のおもちゃや棚を置いて、リビングで遊んだ後も片づけがしやすい工夫がされていますね。
ポラスで建てる埼玉・千葉のローコスト注文住宅モクハウス

これなら、ボックスにしまうという手間も省けますし、家のちょっとしたスペースも有効活用できます。
子供もそのままスペースで遊ぶこともできるので、一石二鳥です。

賃貸住宅では、後からこうしたスペースを作るのは難しいですが、マイホームを建てるときにこうした収納スペースを考えておくと、住み始めてから片付けも楽になりますよね。
子育て世帯で、これからマイホームを建てる際の参考にしてみてもいいでしょう。